ゼンレスの逆説:今週最も熱いゲームが、最も速く冷めている
レビューが殺到しても、良い兆候とは限らない。今週、ゼンレスがその証拠になった。
一つの数字から始めよう。ゼンレスゾーンゼロのインストール数は崩壊:スターレイルの3分の1ほど。ところが今週のレビュー流入はスターレイルの2倍を超えた。規模では説明のつかない熱気だ。問題は、そのレビューを一つずつ開くとほとんどが星1つだという点にある。
「人気」を測る物差しは単純だ。累計インストールではなく、今週のレビューがどれだけ速く積み上がるか — 今この瞬間に触れている人がいるというサインだ。
これは新作プレミアムではない。ゼンレスはリリースから1年を超えてなお、同じHoYoverseの兄弟作・原神とスターレイルを今週のレビュー流入で上回った。規模を踏まえれば、いま最も熱いガチャであることに異論はない。
関心は爆発した。問題は、その半分が星1つだったこと。
ところがそのレビューが評価を押し下げた
同じ流入が、感情の指標では逆に働いた。ゼンレスの全体評価は3.71、しかし直近レビューだけ見ると2.98。今週の下げ幅はエピックセブンに次いで大きかった。9本のうち直近の星が上がったのは、成熟期の原神ただ一つだった。
肝心なのはなぜ叩かれるかだ。エピックセブンはevent・players — 運営への不満だ。ゼンレスは違う。直近の低評価レビューで繰り返される単語はcrashing · phone · mobile。コンテンツではなく端末で落ちるという話だ。
面白さで集めたユーザーを、最適化で失っている。
ではこの熱気は金になるか — Appleチャートに答えがある
関心が売上につながるかは別問題だ。Apple公式の売上チャートを国別に見ると、ガチャは欧米で財布を開かせられない。
韓国
- ホワイトアウト・サバイバル
- クッキーラン(放置)
- キングショット
- リネージュM
- ロイヤルマッチ
アメリカ
- MONOPOLY GO!
- Royal Match
- Gossip Harbor
- Candy Crush
- Pokémon GO
日本
- eFootball
- モンスターストライク
- Fate/Grand Order
- パズル&ドラゴンズ
- ホロライブ
Apple公式売上チャート(ゲーム)上位。🇰🇷🇺🇸は放置・マージ・マッチが支配し、🇯🇵だけがガチャとアニメIPを上位に保つ。
🇰🇷・🇺🇸の売上上位はロイヤルマッチやモノポリーGOのようなカジュアルばかりで、ガチャは見当たらない。FGO・モンスト・パズドラが売上を守るのは🇯🇵だけだ。ゼンレスの課金の試金石は結局のところ日本であり、そこでは人気順位ではなく安定性がものを言う。